愛媛・鬼北町の山あいの、ちいさな無人直売所

思いやりと、一期一会

「ひま~なおっちゃんの直売所」と大きく書かれた看板のある小さな直売所の外観
畑のあぜに並んで座ってピースする後期高齢者なかよし3人組
かごに盛られた無農薬の人参と大根
無人
販売
5人で
営業中

ABOUT THE NAME屋号のひみつ

「ひま」は、
謙遜です。

「ひま~な」て名乗っとりますけど、ほんまは、だれもひまやない。

田んぼに畑、仕事に、テニスに卓球。八十八か所巡りにも行きます。後期高齢者、けっこう忙しい。

それでも「ひま~よ、いつでもおいで」て笑うんが、この屋号にこめた人生観。日本人特有の謙遜と、お大師様の教えが、ちょっと入っとります。

田んぼ仕事テニス卓球八十八か所巡り…どこがひま?
掘りたてのさつまいもの株を掲げて大笑いするおっちゃん
今日も笑顔で人助け。

ICHIGO-ICHIE SHELFきょうの棚

きょう並ぶもんは、
きょうだけのご縁。

無農薬・自然栽培の野菜、自然養鶏の卵、手づくりの陶芸品。
その日あるもんが、その日のぜんぶ。売り切れとったら、また来てや。

かごに盛られた無農薬人参と無農薬大根
無農薬人参300円 無農薬大根200円
わらに包まれた自然養鶏の卵。2個入り200円
自然養鶏の卵2個 200円
袋詰めのコマツナ、水菜、菊イモ
コマツナ・水菜100円 菊イモ200円
袋いっぱいのすだち
すだち100円
朝採りキャベツと自然栽培のにんにく
自然栽培にんにく500円 朝採りキャベツあま〜い♡
ピンクの木箱に並ぶ自然栽培のミニトマト・中玉トマト・大葉・三尺ささげ。ゆき自然農園のカードが添えられている
ミニトマト200円 大葉100円
手作りの陶芸品の壺とカップ。1個300円
陶芸品300円
バケツに立てられたシキビの束
シキビ 一束300円 200円
ドラム缶でもみがらのくん炭を作っている様子
もみがらくん炭500円 もみがら大500円・小300円 米ぬか200円

陶芸品は、地元の女性の手づくり。「愛情いっぱい、笑顔いっぱいで作りました」※ 女性の年齢は、秘密です。(店内の貼り紙より)

TRUST SYSTEMこの店のしくみ

店番は、おらん。
あるのは、思いやり。

01
直売所の店内。棚に野菜や苗が並ぶ

ぜんぶセルフサービス

野菜も卵も陶芸品も、好きに選んでや。店番は基本おりません(たまにおります)。

02
手作りの木の料金箱。「料金箱 料金投入口」と書かれている

お金は料金箱へ

おっちゃん特製、木の料金箱にチャリン。おつりが要らんよう、小銭があると助かります。

03
店内に置かれたらくがき帳

らくがき帳あります

「お気づきの事があれば、ご自由にお書きください」。ひとこと残していってや。

「お客様の誠実なお心を信じて、
しちょりますけんな。」

— 店内の貼り紙より
手書きの貼り紙。お客様の誠実なお心を信じて無人販売にしちょりますけんな、と書かれている

SINCE OBACHAN ERAものがたり

この店、じつは二代目。

ご縁がご縁を呼んで、2人が5人になるまでの話。

  1. 初代

    ここは「おばちゃん直売所」やった。

    古民家再生を手がける工務店・先代社長のお母さんが、おばちゃん仲間と切り盛りして、大繁盛しとった店。閉店してから約30年、建物はずっと眠っとりました。

  2. 二代目、開店

    ふたりで、店を起こした。

    言い出しっぺは、発起人のおっちゃん。初代店主の息子さん——工務店の先代社長に相談すると、先代社長も賛同。ふたり共同で、二代目直売所が開店しました。棚に並ぶんは、しきびと榊くらい。それでも、店はまた息を吹き返しました。

    バケツに立てられたシキビの束
  3. ご縁 その1

    「野菜、置かせてもらえんですか」

    ゆき自然農園のゆきが押しかけて、3人に。棚に無農薬野菜が並びはじめました。

    ゆき自然農園のカードが添えられた自然栽培のミニトマトや大葉
  4. ご縁 その2

    農家のおっちゃん仲間が、加わった。

    おっちゃんズが3人そろって、店はますますにぎやかに。

    掘りたてのさつまいもを手に大笑いするおっちゃん
  5. ご縁 その3

    カフェSamcoupeの店主を誘って、5人。

    「もっと野菜も置きたい」とゆきが友人を勧誘。カフェをひとりで営みながら農業もする女店主が仲間入りして、いまの5人になりました。

    直売所の看板の下に5人全員が集まった記念の自撮り

出会うたびに、店は育つ。

THE FIVEうちの5人

ひまじゃない、5人。

後期高齢者×3人 + アラフィフ×2人 = 0歳(ざっくり)

1

発起人のおっちゃんまさおさん

四国八十八か所巡りが大好き。店に飾ったお大師様のお言葉も、この人がプリントしたもの。仕事も田畑もテニスも卓球もこなす、いちばん「ひまじゃない」張本人。

2

二代目のおっちゃんまさるくん

古民家再生を手がける工務店の先代社長。発起人の相談に賛同して、お母さんの「おばちゃん直売所」やったこの建物を、いっしょにもういっぺん店にした人。

3

農家のおっちゃんのりさん

発起人の同級生。自分の事より先に人のために働くもんだから、やっぱり「ひまじゃない」。地域の田んぼのもみすりをしているので、もみがら担当。

4

ゆき自然農園ゆきちゃん

「野菜、置かせてもらえんですか」と押しかけたアラフィフ農業女子。無農薬野菜と卵の係。

5

Samcoupeの店主きょうちゃん

カフェをひとりで営みながら農業もする、じつは5人でいちばんひまじゃない人。野菜があるときだけ、ふらっと出品。

畑のあぜに並んでピースする後期高齢者なかよし3人組
おっちゃんズ、勢ぞろい。
看板の前での自撮り。笑顔の農業女子とピースするおっちゃんたち
撮影係も、自分たちで。
卓を囲んでみんなで食事会。鍋を前に笑顔で乾杯
たまには、みんなで打ち上げ。
店内に飾られた詩。「ついた餅より心もち」から始まる

ついた餅より、心もち。

訪れる人に ほほえみを

去りゆく人には しあわせを

出合いは 人を広げていく

別れは 人を深めていく

お大師様のありがたいお言葉。八十八か所巡りが好きな
発起人のおっちゃんが、プリントして店に飾っとります。

SLOW DAYSひま~な日々

ひま、といいつつ。

畑を耕し、芋を掘り、お茶を干し、くん炭を焼く。……あれ、けっこう働いとらん?

ACCESS場所とか

ふら~っと、来てや。

名前
ひま~なおっちゃんの直売所
場所
愛媛県北宇和郡鬼北町の山あい
営業
朝8時ぐらいから夕方5時ぐらいまで(天気の悪い日は閉まってるかも)
お支払い
店内の料金箱へ現金で(おつりはありません。おつりの寄付大歓迎♪)
店番
おりません(たまにおります)
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